斉藤寿一版画展
12月13日(金)−21日(土)
日曜休廊 11:00 - 6:00
1992年に61歳で逝去された斉藤寿一さんの版画を展覧い
たします。縁あって’60年現代画廊での初個展から拝見し 私
にとって初めて知己を得た画家でした。
いつか私共の画廊でも個展を開いて頂けたらと思っており
ましたが 開廊4年目の12月31日に帰らぬ人となられました。
没後21年。アトリエスズキ25年の企画として ささやかな追悼
展の運びとなりました。
白い風 A (1970) 銅版画 42x30cm
作家略歴
- 神奈川県川崎市に生まれる
- 目黒洋画研究所にて油絵・デッサンを牧野司郎に学ぶ
- 渡欧 S.W.ヘイターの銅版画工房「アトリエ17」で銅版画を学ぶ
- 「第1回パリ国際青年画家ビエンナーレ」(フランス)に版画5点を出品
「在仏日本人画家展」「リアリテ・ヌーベル」(フランス)「ミラノ国際版画展」(イタリア)に出品。ニューヨーク近代美術館に作品が買い取られる。
年末帰国
- 第4回シェル美術賞展にてシェル賞受賞
- 「美術ジャーナル選抜・鉱脈」展にて美術ジャーナル賞第1回新人賞受賞。
この間、版画はもとより油彩・立体などで 内外で数多くの個展・グループ展を行う。
- 死去
文化学院・和光大学にて教鞭をとり、後進の指導にあたった。