3月5日(木)−14日(土)
会期中無休 11:00 - 6:30
「不易流行」は松尾芭蕉の俳諧の理念ですが、絵画の分野にも当てはまります。
青木航太さんは昨今のコンテンポラリーアートの流行の中に身を置く1985年生まれの新鋭作家です。
20代半ばの若者として時代の感性で描いてはおりますが、その画面には日本美術の伝統の上に立つ表現を見ることができます。
西欧古典技法であるテンペラ画を描く父親と、日本画を学んだ母親という両親の元で育ち、京都の美術大学に4年間籍を置いたこと、そして生来の美的感情が相まって伝統を感じさせる現代感覚の絵画を生み出しているのでしょう。
展示作品 50号からSMまで約25点。
表現技法 混合技法(膠・アクリル・カゼイン)と初出品のフレスコ画